実践しています。

up and ups just fine

まずはデニーズに行け!

自分にセオリーがあるとすれば、それがこのタイトルです。

(まだ一回しか走ってないのに生意気ですが,,,)

 

目標に向かってとにかく走り出したい気持ちをいったん抑えて、今ある状況やら戦略、トレーニングプラン、そして動機付けを棚卸しする。レース本番より圧倒的に長いトレーニング期間を走りきるために、挫折せずオーバーペースにもならないよう、白玉ぜんざいでも食べながら近所のデニーズでゆっくる考え事することは大切にしている。

 

表彰台に登ることが目標なのでつまり10番以内にゴールすること。2019年のリザルトで言うと23:08が10位の選手のタイムだ。(優勝したXavier Thevenardのタイムは19:36!)たった1度走った実感としては正直設定タイムなどあてにならないと言うこと。それはいい方にも悪い方にも。もちろん、崩れた場合は底なしに落ちるが,,,堅実に走った場合のおおよそのタイムを予測することはできるかもしれないが、目標設定においてはほとんど意味がない作業だ。それよりも今回は、たどり着きたい位置を先に決めて、どうすれば実現できるか試行錯誤することにする。

 

UTMF2021の目標タイム 22 : 00 : 00

 

2019年のリザルトで言うところの6位だ!幾ら何でも無理が過ぎるだろうと自分でも思うけど関係ない。時間は十分にあるからまずは考えて、実践して、試行錯誤しようではないか!

 

目標を達成することも大事だが、それ以上に大切なのは納得したトレーニング期間を過ごせるか、ということ。本番までに時間をかけて自力を積み上げられるかという意味でもあるし、遊び心を忘れずに小さな達成感を積み上げられるかという意味でもある。

それは置き換えるとこの二点は忘れずに、常々自問自答していきたい。

  1. MAFの精度を上げていく。
  2. 疑問があれば実践して答えをだす。

 

 

MAFの精度を上げていく。

 

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自分の骨格に当たるアプローチだ。短い時間ではあるが、0から1にする過程で得た経験を土台にして積み上げていくことが、目標に到達するための確率を高めると信じている。ただし同じことを繰り返すつもりはない。次は1から5に、そして10と成長させるために常に変化を与えて再構築を繰り返していく。

それともう一つMAFにこだわる理由がある。理論として確立されているにも関わらず、トレイルランニングの世界では目立った経験談が見当たらない。理論そのものを成長させる余白はまだまだ大きいように感じる。これから1.5年かけて、その余白を埋めていく作業そのものを楽しみたいと思っている。

 

 

疑問があれば実践して答えをだす。

 

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100miileに関する疑問のあれこれ以前に、自分の身体についてわからないことが多い。例えば、MAFペースはどれくらいの距離維持できるのか。それが50kmと100kmだとトレーニングのアプローチは変わる。例えばMAFとHIITは両立するのか。登り区間の最適なペース配分。運動中に必要なエネルギーなどなど。

目標と実力のギャップを埋めるにはひとつずつ疑問を解決して、最適解を積み上げていく他にない。走力は急激に上がらないから、他の方法で勝率をあげるしかない。とくに、MAFと身体のタフネス向上に関する疑問は止めどなく湧き出てくるので、疑問を解決する工程もトレーニングのマイルストンとするつもりだ。