実践しています。

up and ups just fine

身体のバイオリズムには抗えない

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3ヶ月ぶりのトレイル

 

暑くなってきたから、と言ってしまえばそれまでなのかもしれないけど、6月に入ってから調子を崩している。通勤の14kmを走っただけで疲れる、寝ても疲労が抜けない、週末にロング走をしようと思っても集中力が途切れる。フィジカルもメンタルもイマイチ乗り切れない一ヶ月だった。段階的に走る距離を減らしたものの、それでも疲労が抜けない。月末は思い切ってしっかり休養を取ったらようやく上向きになってきた。

去年の5月から本格的にトレーンングをリスタートして、こういう状態ははじめてだからいくらか焦っている。レースを控えている訳じゃないので焦る必要はないものの、調子がいい状態の時は右肩上がりしか想像していないから、無重力空間に入り込んだようにふわっと身体が浮いてる気分。沈まないように、下半身は走っているつもりでジタバタしているものの、まったく前進していない。

3月からトレーニングのアプローチを変えて高強度をメインにした。多い時は週に3回は高強度。月単位で強度自体を上げていったので、6月に臨界点がきたのかもしれない。あるいは、コロナ禍のアブノーマルで、自分のメンタリティが非常事態シフトに入って、身体性を置き去りにドライブしてたのも否めない。いや、たぶんこれが原因。緊急事態宣言解除後にふと張っていた気持ちが緩んだ心当たりがある。このまま上向きにトレーニング積めたら、一気に上がる気しかしなかった。心を騙すことで、強度のRPEは上書きできると過信していた。距離然り、強度然り、心理然り、身体性あってのもので、年輪を重ねるように緩やかな成長が一番確実なんだろう。

 

 

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MAF3000mTT

↑ MAF 3000mTT定点観測の結果はこちら 

 

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4:15/km, 3000mTT

↑ 4:15/kmペース 3000mTT定点観測の結果はこちら 

 

4月のリザルトをピークに、5月そして6月と下降線をたどってるのがわかる。こんな時期もあるさと楽観的にいながら、モチベーションだけは収縮させちゃいけないと、どこかにやる気スイッチがないか探している最中。

 

ランニング中は音声コンテンツを聞きてることが多いので、常日頃面白そうなネタを探している中でこの対談は面白かった。大瀬さんは相変わらずという感じで、小原さんは謎が多いだけに仲がいい二人の対談は笑いがありながら参考にもなって為になった。なにより、ライバルでありながら称え合う二人の関係性が眩しい。

 

www.youtube.com

 

 

直接ランニングには関係ないけれど最近はWIRED JAPANPodcastも熱心に聞いている。最新のトピックは後半戦になってゲストの樋口さんがヒートアップしていく感じがよかった。

 

anchor.fm

 

Youtube, Podcast, TwitterはじめとしたSNSを通して皆さん幅広く発信しているなぁ。僕も何度かPodcast番組に出演させてもらったことがあるけれど、上手くしゃべるのは難しい。そして、話し終わっていつも思うことは「なんで上手く話そうと思ってしまうんだ」ということ。別に好き勝手喋ればいいじゃないかと思う反面、本番になるとついヘンな意識が働いてしまう。最近はランニングの情報収集用にTwitterのアカウントを作ったけれど、タイムラインを眺める専門で徹している。あのスピード感と不毛なムラ感に加わるのは苦手なんだよなぁ。

そう思うと、今となっては時代に置き去りにされた印象の強いブログってものが、僕は結構好きなんだな。ページはオープンでありながら誰が読んでるかなど知らず、書きたいことを書きたいままに徒然なるままタイプし続ける。いいね!もコメントもないし(僕の場合だが)ただただ、自分にとって楽しくて打ち続けている、それだけ。読みたい人がいるならば歓迎するよ。でも有益なことなどあるかもわからないし、来るもの拒まず、去るもの追わず、何処かの誰かが、自分の知らない間に、自分の頭の中を通り抜けて行ったって構わないじゃないか。FacebookInstagramみたいに、自分のポストが知人のタイムラインに表示されて、親指で弾かれるようなこともなく、自分の記憶が自分だけのタイムラインに積み上げられていくことが僕は好きだ。このブログを開設するにあたってnoteと比較しつつ、最終的にこちらの体裁を選んだのはそんな理由があったなぁ。

 

話がそれたので月報に話題を戻そう。月末月初の恒例行事のように、次の一ヶ月のテーマ設定に迷っている。一度MAFから離れて高強度中心の生活になると、またMAFに戻ることで今まで積み上げてきた効果が消え去ってしまうんじゃないかと、正直不安になっている。これ、MAFをはじめる際によくある悩みだが、まさか自分が悩む日が来るとは思っていなかった。できれば緩やかに、高強度も継続しつつMAFにシフトできればいいんだけど、まずは調子を戻すことが優先。7月は疲労回復をテーマに、強度は忘れてMAFを中心に運動時間を伸ばすことをメインにしたいと思う。身体のバイオリズムは3ヶ月単位だ、と聞いたことがあるけどまさにそれが今現在。いったん完全にスクラップは完了したのでじっくりリビルドしていきましょう。