実践しています。

up and ups just fine

1月の検証結果 - 4:15/km編 -

つづいて下のポストの

② 4:15/kmあたりの心拍数

にあたるテストも行ったので検証していきます。

 

tomoyayazaki.hatenablog.com

 

 

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結果はこちら

3000mを4:15/kmペースで走った時の平均心拍数が159bpm。

これは前月となる12月と比べると1ポイント後退、初月となる11月との比較では5ポイント後退したことになる。

練習と結果の相関関係から推測すると、正直もっといい結果になると思っていた。

1月は走行距離が200kmと少なかったものの高強度は毎週行った。さらに勝田マラソンを想定して、初めてマラソンペースで長距離練習もした。

わかりやすく結果に結びついてくれれば、納得できたものの実際そう仮説の通りには進まない。ましてや心拍という、その日のコンディションも結果に作用するものさしを取り扱ってる訳だ。何度も言うけど、一度の結果に一気一憂するのではなく、長い目で見て傾向を捉えるべきだ。

 

ちなみに、なんでこんな面倒なことをしているのか。

4:15/kmあたりの心拍推移をモニタリングしている理由は以前のポストで綴った通り。

 

僕はMAFのペースを4:15/kmまであげることを目標にした。なので、目標のスピードを基準に心拍を計測した場合、どんな変化があるのか同時に知りたいと思った。MAFの3000mTTが設定心拍数に対して徐々にペースが上がっていく。対して4:15/km 3000mTTはペースに対して心拍が段階的に下がっていくはずだろう(そして最終的に二つの測定結果が同じになる)。一見意味の無い計測かもしれないけれど、例えばMAFとHIITの練習ボリュームが変化した時に、TTの伸び率が変わることを想定している。 

 

自分の目標は公言した通りUTMF2021である。この大会で最高に気持ちよくゴールしたい。ただそれだけ。

そして、今の所4ヶ月前には、つまり2021年に入るとすぐにトレーニングは完全なMAFにシフトするつもりだ。それまでの約1年、MAFをベースにしながらもどんな練習と複合させれば効果が高まるのかをもっと探求したい。検討はずれかもしれない、思いもよらない発見があるかもしれない。とにかく試してみないとわからない。

そのためにはテーマを決めて実践すること、検証することが遠回りだけど確率が高いはずだ。

 

それともうひとつ。こっちもかなり大事。

それは怪我をしないこと。要はポテンシャルを引き上げるためにこの時期なら高強度を入れることができる。やっぱり、MAFではあり得ないスピードで走ることはリスクもあるが、身体的には得るものはより大きい。ただし、自分の限界を見定めるための経験値がないので、その線引をして”安全ななかでのギリギリ”を攻めたいと思っている。

 

ざっくりと、今年の上半期まではこんな感じで、半分は検証を目的にしたトレーニングを組む猶予があると思っている。この半年で得た知見から、下半期は選択と集中をして一気にアビリティを高めて行きたい。

 

その状態で来年からMAFに集中すればどんなことが起こるのか。

間違いなく、信越五岳2019に向けたトレーニングとは別の視点を得ることができる。そんなことを強く期待している。