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up and ups just fine

プレイバック week08 6/17 - 6/23

Week08にしてようやく理想的なトレーニングスケジュールと、その他やりたいことのバランスがとれた!

長かった、実に長かった。それでもちゃんとかたちになった。何が嬉しいってまず、この一週間で本を三冊読めたのである。これは大きな進歩。5月はブログに書くべきことをまとめたり、企画書作ったりでバタバタだった。6月上旬は約束事やセミナーが週にいくつもあってタイヘンだった。ここにきて、バランスが取れた一週間を過ごせて、トレーニングと学習が両立できたことが嬉しい(もちろん、家事も仕事もある前提)

 

はいっ、ということで今週も振り返っておきます。

Week08 6/17 - 6/23

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レーニング時間:10時間55分

距離:114.5km

先週に痛めた肉離れも、土日に辛抱した甲斐あって月曜日にはだいぶ違和感もひいていた。恐る恐る距離をのばしたけど、火曜日にはまったく違和感なく完治したようだった。そこから一週間、意識的に休んだ木曜日も含めて、しっかり10時間を超すトレーニング時間を確保できた。

特にWeek07からは一度に走る時間(距離)をのばすことを意識している。それも上手く実践できて、生活に実装できた週となった。実際走っていても20km走っても気持ちもダレずに走り通せて、ロードに苦手意識がある自分としては克服に向けていい手応えがある。さすがに平日の朝から30km走る時間は難しいので、火曜日のように出勤&帰宅ラン、そのまま水曜朝に20km走ると、いいBack to Backの効果がある。

明日から始まるWeek09も、週の前半集中して走って、後半は計画的に休息日をつくりたい。とくに土日は山梨のトレイルで練習会(イベント)があるので、そこで集中して実践練習すること。

6月も終わりに近づいてきているので、そろそろ7月の計画も考えなきゃいけない。ここまで、ロードの対策は順調なので、7月は縦方向のトレーニングを加える必要があるな。あいにく、ホームタウンで高低差がないので、トレイルに行く頻度も増やさねばなぁ。

 

ところで、みなさん走っている時って何考えてますか?

特にトレイルを走っている時、僕は自分で自分の先生になって、身体の使い方を教えながら走っている。例えば、登りで走る時にはどんなピッチがいいのか。その時の腰の高さや、着地時に意識する筋肉を分析して、言語化してまとめている。コーチ職じゃないけど、誰かに教えることを意識して、言語化することで咀嚼する習慣がある。

なので、動作のひとつひとつ以外でも、例えばなぜこのトレーニングに効果があるのか、振り返ってトレーニングを越えた効用は何だったのかを日々考えている。僕の場合、トレーニングの効果といっても自然科学・社会科学的な知見には、じつはそれほど興味がない。

つまり、細胞レベルで身体の機能がどう変化したとか、トレーニングの有無で相対的にどう変化したかには関心が薄い。

 

じゃあ何に興味があるかと言えば「人文科学」的視点からトレーニングの有用性を咀嚼して、吸収していく過程が好きだ。つまり、自分という人間が、マフェトン理論を実践することでどう変化していくのか。もちろん、その変化は身体の変化から始まるし、機能をあげることが目的であることにはブレはない。でも本当に知りたいのは、トレーニング習慣を通して、自分自身の心身にどう変化があるのか。運動を通してウェルビーイングな自分にどう会えるのか。マフェトン理論と自分の相性。身体が心身にどう影響を与えるのか、それを観測することが好きだ。

身体の変化は数値や測れて、科学的に解説ができるかもしれない。でも心身、特に心の部分はパーソナルなもので、自分との対話からしか生まれない。だから人文科学的視点でトレーニングを言語化することが好きだ。

 

そんな自分がマフェトン理論の効果について考えているとキーワードは「持続性」だと感じている。この持続性には2つの側面がある。

ひとつは身体的な持続性

正直、よく走れている実感がある。でもこの実感はマフェトン理論が生んだ科学的な身体的変化であるかと言えばまだ断言できない。ではなぜこの実感があるかと言えば、単純に週100km近く、継続して走れているからだ。マフェトンの場合、心拍数の制限があるので高強度の練習はできない。一回の運動負荷は弱いので、疲労が残らず翌日も走れる。そして強度が弱い分、距離を走っても怪我のリスクが低い。つまり、身体的に健康な状態を維持できることが大きなメリットだ。

もうひとつは精神的な持続性

これは相性の要素が強いかもしれないが、僕にとってはすごくよかった。僕は早起きが苦手である。苦手な上に、日々高強度の練習だとすれば気持ちが辛くて起きれない日もでてくるはずだ。そうすると走れない、そして習慣化できない、気持ちが削がれる、走れない。こんな負のループは誰しも経験があるはずだ。マフェトンの場合は、とりあえず起きて動いてみる。最初の15分はウォームアップなので、だんだんと気持ちものってくる。結果的に目標の時間が走れるわけだ。

そしてもうひとつ精神性を支える大事な要素が選択と集中だ。

繰り返しになるけどマフェトンは高強度の練習ができない。つまり、強度の低い練習で、いかに強度を確保するかが重要だ。これを自覚すると、1日のサボりが一週間の成長に大きく影響する。だって休んだ分を強度で取り返すことができないから。低い強度を選択したことで、集中してやるべきことをやり続けることができる。

結果的にトレーニングが持続できているから、成長も実感できるし、精神的な自信もつく。継続は力なりとは上手いこと言うなぁ、と今回はこの言葉の重みをようやく実感できるようになった。