実践しています。

up and ups just fine

まだ試していないことがあった

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月間走行距離はあまり意識してないけど、目安として最低で300km、今ならスケジュール的に400km以上走れたら上出来だと思っている。7月は途中で体調を崩したことが影響して300kmをギリギリ超えたくらい。丁寧なMAFペースを意識して1ヶ月走った。そこまで負荷がなかったこともあるけれど、心身ともに下降気味だった所を1ヶ月のなで復調させることができたのは上出来だと思っている。

つまり、MAFのペースが調子をコントロールする目安になることがこの1ヶ月でよくわかった。疲労が溜まった場合に戻るべき地点として、重要な座標になるはずだ。

同時にもしかして?と思うこと。3〜5月の高強度トレーニングで得たものは一時的なMAFの数値改善だけじゃないかもしれない。つまり、キャパシティが上がって、以前と同じMAFペースでも、より量をこなせるようななったのかもしれない。そう捉えればボチボチな距離は走ったものの、これだけしっかり回復できたことも納得する材料になる。

そう考えると、単純に距離を走ることで得る効果は何だろう?考えていたようで考えていなかったトピックが気になりはじめる。おそらく、実践するのはまだ先で大丈夫。今はもう少し、大きなインパクトが期待できそうなことに注力したい。

 

 

かれこれ半年以上取り組んできて、それぞれの効果と課題の輪郭がぼんやりと見えてきた。 

① MAFペースなら距離を伸ばすことはできるけど、成長曲線は緩やか。

② インターバルは部分的な効果はあるけど、直接的な作用は期待が薄い。

③ LT走はポテンシャル高いが、MAF長距離走に効果が転換されない印象。

まだ時期的に③を掘り下げて最適な配分を探し当てられるはずだ。LT走の回数を減らして負荷の差をなだらかにすることも一つかもしれない。けれどHIITと同じで週あたり運動時間が少ないトレーニングは直接的な効果が生まれづらい印象がある。

 

持続的に、負荷に耐えうるペース、これを日々行う。

今までの検証と感覚を頼りにすると、これが試すべき方法だと思う。

そのペースとは?という話にいきつくわけだが、まだ試していないことがあった。

 

ペースを速度基準から心拍基準に置き換えること。

 

つまりMAFと同じ原理で、上限を普段より高く設定すること。

速度基準だと調子に関わらず負荷をかけるので疲労が溜まる傾向にあったなら、心拍基準に置き換えて速度はその日の出力をコントロールした方が継続できるはずだ。

 

tomoyayazaki.hatenablog.com

 

そう言えば「フルマラソンのタイム」を成長のマイルストンにしていた時にも同じような気付きがあった。あの時は2:50で走ることから逆算した練習をしようとしていたけど、単位を変えて4:00/kmを維持する方法を探ることでブレイクスルーできた。そして今に至る。

今回も状況が似ているので、速度から心拍に負荷計算の基準を転換してみよう。

LT値よりは遅いけど、MAFペース+10bpmあたりがいい塩梅だろうか。

155bpmを上限とした運動、今なら4:15/km前後がそれにあたる。夏の暑さもあり、身体への負荷も大きいので、速度という絶対的なものさしから、心拍という個別のものさしに置き換えて8月は試したいと思います。