実践しています。

up and ups just fine

ミラートレーニング

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封鎖されたトラックの中央が花畑になっていた

 

通勤ラン&バイク生活をはじめて早2ヶ月。

雨が降ればレインウェアを着て、激しければ防水シューズ、それでも濡れる時はゲイターも装着して、とにかく「自走するしかない」と決め込んでフィジカル通勤を続けている。

片道14kmは週2〜3回なら程よい刺激になるものの、5回を越えると週後半にかけて疲労が蓄積していく。朝起きた瞬間が一番疲れを感じて、動きだすと徐々に軽くなっていく。

朝起きて通勤ランして仕事をする。仕事が終われば走って帰る。寝て起きたらまた走り出す。

ミラートレーニング(所謂2部練)の酷なところは12時間刻みで疲労回復をする必要があること。半日単位で蓄積される疲労を抱えながらのトレーニングは、1回で28kmを走って20時間休んでまた走るそれとまた違った負荷がある。

もちろん、毎日往復・週5ランをしている訳ではなく、途中でバイクを挟んで負荷を分散してながら、最大10回あるランニングの機会を、「質と量」の塩梅を見極めて毎週スケジュールを組み替えている。

人が聞けば、毎日同じコースを同じペースで走り続けるなんて無理!と言われそうだけど、制約がある中で最適な負荷を導くために毎週のスケジュールを組み替えるのはゲーム性があって面白い。質を重視して5回のランで終わる週があれば、限界に挑戦して8回走る週もあり、コースは同じでも週毎に手応えが違う。

 

ただ、本来のトレーニングとして最適かと言えば決して満足はしていない。

今は通勤でトレーニングすることを最優先にして、かつ土日は基本レストという条件のなかでやれることを続けている。当面山には行けずとも、本来なら土日を使ってロング走をしたり、平日出勤前にHIITいれてメリハリをつけたいのが本音。そうやって”運動時間”を物差しに週間負荷を管理したいが、現状では1回14kmを何回走るかという”運動回数”で調整している。

いまやれることをやる。それだけを言い聞かせて、日々走っている。

 

正直、山に行きたいと思うこともある。もともと頻繁に行くタイプではなかったけど、ガシガシ走る瞬間の記憶とか、奈良子峠の静まりを思い返すと高尾と言えど遠く感じる。山梨行ってヒロキと甲府の裏山走って、風呂入ってから吉田うどん食べて、帰る前に道がまっすぐとAKITO COFFEE寄って、バスに揺られて帰りたくなる。或いは、日光でSTSセッションして30kmくらい走りながら、くだらない話をずっとしていたい。

と書いてはみたものの、淡白というかさほど欲がこみ上げてこないのは、それ自体が特別だったのは今に始まったことじゃないからか。レースにしろ、セッションにしろ、或いは山のトレーニングにしろ、限られた機会しかなかったので、急にそれらが遠ざかった感じはなく、今の状態が同じように日常であり続けているのは不思議なことではない。

ただひとつ、近所に住んでいる友達と、時間を合わせてサクッとランニングする程度のことができないのは、最近気づいたちょっとしたストレス。長距離移動が伴うわけではなく、密でもない、感染リスクは極めて低い。とは言えこれはポリシーというか、気持ちよく走れないなら今の時期くらい粛々と走ろうと思っている。

当面、県を越える移動は控えるつもりだが、状況が緩和されれば近所に住む友達とのファンランから再開したい。

 

さて、今月も前置きが長くなったが、そしてすでに5月も後半だが、4月を終えたうえで計測した定点観測の結果を残しておこう。

 

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MAF 3000mTT

↑ MAF 3000mTT定点観測の結果はこちら 

 

 

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4:15/km TT

↑ 4:15/kmペース 3000mTT定点観測の結果はこちら 

 

どちらもPB更新。MAFペースについては4:17/kmと、ついに数字上はエアロビック心拍でサブ3も現実的になってきた。

とは言え、あくまで3000mのはなし。体感的にはMAF特有のポイントに入っていく感じが一切ない。もう少し数値と感覚の乖離をうめていきたい。