マフェトン定点観測中
当初のスケジュール通りにはできていないけれど、MAFの効果はトラックでの3000m走で定点観測している。
これをやるとやらないとでは、MAFへの信頼度とそれによる継続性はだいぶかわってくると思っている。
基本的には同じペースで走っているだけの単調なトレーニングがMAFだ。
これを続けていくには確実にベネフィットを感じる必要があるんだけど、それがタイムトライアルでの効果測定というわけだ。
初回のタイムトライアルが今年2019年の5月3日。
そこから5回目となる直近のTTが8月12日。
1st 5/3 4:38/km
2nd 5/17 4:42/km
3rd 5/30 4:37/km
4th 7/23 4:34/km
5th 8/12 4:29/km
ついに4:30/kmを切ることができた!
初回のTTからは9秒も短縮している。
つまり同じ出力でも9秒も速く進めるわけだ。
あと15秒短縮できれば余裕でサブ3を達成できる計算になる。
結局、8月も高強度の練習はせず、MAFだけで信越まで過ごすことにした。
このトレーニングでどこまで成長できるか。そして、この練習では何が欠けているのかも理解するためにひとつに絞って検証することは今後にも生きてくるはずだ。
特に、今の自分自身が疑問に思っていること。それは基本的にはゆっくりと走り続ける100mileレースの中で、どういったシーンで高強度の練習が生きてくるか。これは身を持って理解して、その上でトレーニングに取り入れたいと思っている。
マフェトン理論とは「選択と集中」である。
僕は高強度は捨てて、強度の低い練習を続けている。心拍負荷の低い練習で、ある程度の強度をもたせようとすると運動時間を延ばすことが手っ取り早い。つまり、僕はこの4ヶ月間でロング走を集中してきた。
結果、強度は低いけど、継続することでトレーニングの効果を実感できている。
そして何より、これだけ運動を続けても怪我なくここまでこれた安心感は日々感じている。
明日もまた走れる。これがどれだけ心の支えになるかは、本気でトレーニングしている人こそ共感できるものだと思う。
信越前の最後の定点観測は9/6にする予定だ。
まずはその日まで、きっちりと、限界まで実力を底上げしたい。