実践しています。

up and ups just fine

シナモンロールをつくっている / Batch01

はじめて作ったのは今年の6月半ば。

絶賛ロードのトレーニング中で、かつFAP真っ只中の頃だ。

朝は走って通勤する、到着してMCTスティックを摂る。朝食はそれだけ。お昼になってはじめて固形物を食べる。そこから夕食までは何も食べない。夕方4〜5時にかけてが一番堪える。とりあえず何か食べたい衝動に駆られるけど我慢する。スムーズに帰れる日だったら夜7時に晩御飯を食べる。もちろん、この日2度目の固形物であり、この日最後の食事だ。

 

僕は厳格なFAP実践者じゃなくFastingは厳守して、カーボ摂取は制限つけずに(むしろ積極的に)行った。だからパンもご飯もたくさん食べたし、食べないとエネルギー摂取が追いつかない。

とは言え、朝食、間食がないので食事の内容は偏りがちで、特に朝食でありつけるようなパン、ヨーグルト、目玉焼きなどなどは食べる機会がだいぶ減った。

そんな中でもパンは大好きで、おまけに仕事でパン屋さんに行く機会も多いものだから、ついつい買ってしまう。それをいつ食べるかと言うと、一番安心して食べられるのは夕飯後。それもデザートとして。ご飯2合食べた後に、よくクロワッサン食べてたなぁ。美味しかったなぁ。

 

そんな生活を3ヶ月も続けていると、好きなものへの愛が強くなり、一日2回しかない食事のチャンスは美味しいものだけ食べたくなる。

とは言え好きなパン屋に毎日行けるわけではないので、パンが切れることもちらほら。そうなると非常に辛い。

そうすると自分で美味しく作れるようになるのが安定供給への第一歩だと思うようになるんですね。自分に必要なものは自分で作りたいじゃないですか。自分の味の好みは自分が一番知っているから、あとは改良しながら作るうちに目的地に近づけるんじゃないかと思っている。

その過程を楽しみたいと思います。

 

 てことで、とりあえずネットからひろったレシピで作ってみた。

アメリカ系の砂糖菓子風シナモンロールじゃなくて、スカンジナビアのものが好きなので、とりあえずかもめ食堂のレシピでトライ!

(レシピは重要なのでソースが雑...笑)

 

 

A. 生地

強力粉 300g

花見糖 50g

ドライイースト 6g

卵 1/2個

塩 小さじ1/4

牛乳 250g(42℃)

バター 50g

 

B. フィリング

バター 50g

シナモンパウダー 適量

花見糖 適量

溶き卵(仕上げ)

 

 

手順はこれに習って作ってみた!笑

 

一次発酵は室温で30分。

成形後の二次発酵も室温で30分ほど。

 

オーブンは200℃で20分間予熱。

温まったら220℃で15分間焼いて、焼き色がつききらない場合は追加3〜5分。

 

 

うちのオーブンレンジは容量が小さいし、そもそもかなり古いので、焼き方の検証は後回し。

発酵は重要な要素だとわかっているものの、いま手をつけだすと迷子になること間違いなしだ。

ということで、粉と発酵、焼く工程は一旦統一して、まずは配合から確認することにした。

 

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はじめてのシナモンロール

 

うーん、白い!!そしてかたちがいびつ!!

まぁ、はじめてだからそれはいいとしよう。

でも生地の段階からそうとうに緩くて、ぜんぜん成形できなかった。

生地をひねろうとしてもデロデロでかたちにならない。

 

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理想形はこれ! Vaner Tokyo

Vaner Tokyoのどこがいいかというと、まず風味が複雑であること。

明るい酸質と甘みのバランス、噛んでいくうちに変化していく風味。そして余韻が心地良い!なんでこんなに複雑な味がするんだ!!

ほんとに、噛めばかむほどに味が変化していく。

そして食感。決して柔らかくはない。でも硬いわけではない。弾力があって、噛んだ瞬間に小麦が口の中でねられて、ひとつになっていくような質感がある。

とにかく咀嚼するたびに新しい発見がある。

 

オレもこんなシナモンロールが作りたい!

いやぁ、これはプロだから。自分は素人だから。みたいなのはナシ!

自分が作ってく過程で、この理想形がどうやって形成されているのか知りたい。そして近づきたい。

 

まずは基本的なレシピを見直して、それらしくしていくこと。

小麦と水分の比率が味や食感にどう作用しているのか。イーストの量によって何がどう変わるのか。発酵時間の違い。焼く時の温度と時間。

このあたりを作りながら、そして食べて関係性を理解するところからはじめます。

楽しすぎる〜〜〜〜